【例文付き】高校生向けの志望動機の書き方について徹底解説!

最終更新:

【例文付き】高校生向けの志望動機の書き方について徹底解説!
目次[閉じる]

    「もっとお小遣いがほしい」
    「将来のために貯金がしたい」
    高校生の中には、このような悩みを抱えている人もいるでしょう。

    そんな方には、アルバイトを始めてみることをオススメします!
    アルバイトは収入源になるだけでなく、社会勉強の場としてあなたを成長させてくれるためとても良い機会になるはずです。

    そして、アルバイトを始めるときに必要なのが『履歴書』です◎
    『あなたはいったいどんな人なのか』を、企業やお店に提出する大事な書類になります。

    しかし、いきなり履歴書が必要と言われても「何を書いたらいいかよくわからない」「どう書くのが正解なんだろう?」
    と考え込んでしまう方もいるはず。
    特に、頭を使うポイントとして『志望動機』をあげる方が多いでしょう!

    そこで、今回は高校生に向けた志望動機の書き方をご紹介します。
    ポイントから例文まで網羅しているため「履歴書を書くのは初めて」という方もぜひ参考にしてみてください◎
    自分の気持ちがしっかり伝わる志望動機が、あなたも書けるようになるはずです。

    >>バイトな女子でおすすめのバイトを紹介!

    高校生がバイトの志望動機を書くときの3つのポイント

    まず皆さんに覚えておいていただきたいこととして『志望動機はそこまで悩まなくても問題ない』というものがあります!

    なぜなら、自分の正確な情報を相手に伝えるためのものであって、“正解を出す”ためや“取り繕った内容を書く”ための欄ではないからです。
    つまり『正直な動機を書けばいい』ということになります◎

    さらに、書き方のポイントを3つマスターすれば、より印象の良い志望動機が完成するんです。
    ここからは、その3つのポイントをひとつずつ一緒に見ていきましょう!

    学校生活と両立できる柔軟さをアピールする

    高校生は学業に部活に趣味とやることが盛りだくさん◎
    『学生の本分は勉強』ということもあって、生活の大半が学校という方も多いと思います。

    そのため、アルバイト先によっては「きちんと学校生活と両立できそうか?」を考慮したうえで
    採用を決めることもあるそうです!

    そこで、両立できるという柔軟性をアピールするときには『通勤の利便性』や『家から近いためシフトの融通が利きやすい』といった、具体的なポイントを書くと良いでしょう。

    この点は企業側にも採用するメリットが感じられるので、積極的に主張してみてくださいね◎

    なぜそのバイト先を選んだのか具体的に書く

    志望動機を書く際に何より重要なのが『なぜそのバイト先を選んだのか』という理由です!
    先ほどもお話しした通り、難しく考える必要はありません。
    「興味のある仕事だったから」「スタッフさんの仲が良さそうだから」などきっかけを伝えることで、あなたの人となりを理解してもらいやすくなります◎

    理由を書くときはできるだけ具体的にすると、他の応募者との違いを出せるでしょう。

    また、志望動機が具体的であればあるほど採用するうえで安心感が生まれます!
    「採用後もしっかりと働いてくれそうだな」と思わせるような書き方を心掛けてくださいね。

    要点をまとめて書くことを意識する

    志望動機は企業からの指示がない場合、100〜200文字を目安に書きましょう◎
    限られたスペースに書かなければならないため、長すぎると読みにくくなってしまったり、伝えたい内容が伝わらなかったりしてしまいます。

    書ききれなかったことは、面接の際に口頭で説明しましょう。
    『わかりやすく、端的に』を心掛けて、本当に大切な内容だけ記入してください!

    高校生が使える志望動機の例文5選

    ここからは、先ほどの『志望動機を書くときのポイント』にもつながる志望動機の例文をご紹介していきます。

    「ポイントはわかったけど、実際にどう書いていけばいいのかな?」と感じた方は、ぜひ参考にしてみてください♪

    自宅からバイト先が近いから

    「近いから」という理由は大きな志望動機の1つですが、ストレートに書いてしまうと「今一つ物足りない動機だな」と採用担当者に思われてしまいます。
    そのため、伝え方にひと工夫ほしい動機とも言えるでしょう◎

    例文1
    学校への通り道にあるのですが、スタッフのみなさんがいつも笑顔で、お客様とのやり取りも楽しそうにしているところに魅力を感じました。
    私もみなさんと一緒に、お客様に笑顔を届けたいと強く考えたことが応募のきっかけです。
    例文2
    自宅から徒歩圏内という好立地で、学校帰りにも立ち寄りやすいため、平日・週末ともに無理なく働けると思い応募いたしました。
    例文3
    地元のお店で働くことで、地域に貢献したいです。
    貴社は、たくさんの地域の人々に愛されているお店だと感じているため、お客様との触れ合いを通して、地域の一員として成長したいと考えています。


    また「通勤時間をかけたくない」など、タイムパフォーマンスを重視しているなら、エリア検索でアルバイトが探せる【バイトな女子】がオススメです!
    あなたの家の近くでも、魅力的な求人情報が見つかるかもしれませんよ。

    学校での学びを活かせると思ったから

    これまでの学びを活かして働きたいと伝える場合は、エピソードに具体性を持たせましょう◎

    例文1
    英語の授業で培った語彙力やリスニング力を活かしたいと考えています。
    貴社は外国からのお客様も多いため、コミュニケーションを活発に行いながら、アルバイトを通じて実践的な英語力を養い、将来に向けた一歩を踏み出す力にしていきたいです。
    例文2
    英語のプレゼンテーションの授業で、相手に分かりやすく伝えることの大切さを学びました。
    もともと貴社のサービスには興味があり、お客様に英語でお店の魅力を伝えたいと考えたことが応募のきっかけです。
    例文3
    私は、貴社のグローバルなブランドイメージに強く惹かれています。
    高校で学んだ英語を活かし、快適なショッピング体験を提供していきたいです。


    今回は『英語の授業』に着目した例文をご紹介しましたが、他にも部活や学校行事など、アルバイトに活かせるポイントはたくさんありますよ。
    ぜひあなただけの志望動機づくりにお役立てください!

    アルバイトを通して社会経験を積みたいから

    社会経験の少ない高校生にとって、アルバイトは社会を知る貴重な経験です。
    そのため、将来へのモチベーションを志望動機にすることで、採用担当者にも熱意がしっかり伝わりますよ◎

    例文1
    アルバイトでは、学校で経験できないことをたくさん学びたいと考えているため、社会人のビジネスマナーや電話対応、事務作業など多くの業務に関われる貴社で経験を積んでいきたいです。
    例文2
    貴社のサービスは、幅広い層のお客様に対応しているため、正確で丁寧な言葉遣いが求められると考えています。
    そのため、貴社での仕事を通じて、実践的な敬語の使い方を習得し、将来、どんな場面でも自信を持ってコミュニケーションが取れるようになりたいです。


    アルバイトに前向きな姿勢を、素直にお話しすることが重要です。

    よく利用するお店・好きなお店だから

    好きなお店で働きたいという志望動機は、その企業やお店への理解が深いという明確なアピールにつながります。
    まったく知らない人よりも、よく知ってくれている人の方が採用担当者の好感度も高まる傾向にあるため、積極的に盛り込んでアピールしていきましょう♪

    例文1
    こちらのお店は普段からよく利用させていただいており、いつも笑顔で丁寧な接客をしてくださるのでお客様への思いやりを感じていました。
    そのあたたかい雰囲気にいつも癒されていたため、私もこちらのお店でスタッフとしてお客様を喜ばせたいと思ったことが応募のきっかけです。
    例文2
    子どもの頃からよく利用していました。
    家族で行った初めての外食もこちらのお店で、私にとってとても特別な場所です。
    そのため、私もこのお店でお客様にたくさんの素敵な思い出を届けるお手伝いがしたいと思い応募いたしました。


    「このメニューが好きで」「雰囲気が心地良くて」など、企業やお店の好きなところだけを話しただけでは“良いお客様”の印象で終わってしまいます。

    そのため「この職場でしっかり活躍してくれそうだ」と感じさせるような、ポジティブな言葉をプラスしてみましょう◎

    自分の成長につながると思ったから

    あなたの意欲をしっかりアピールしつつ、モチベーションの高さも感じさせることができます!
    採用担当者に、誠実さやチャレンジしたい気持ちが伝わればOKです。

    例文1
    私は人見知りな性格を克服したいという思いから、貴社を選びました。
    お客様一人ひとりに寄り添った対応が求められる貴社での経験は、私にとって大きな成長の機会になると考えています。
    例文2
    将来はアパレル関係の仕事に就きたいと考えています。
    長く愛用できる普遍的なデザインが魅力の貴社で働くことで、アパレル業界の最前線で活躍する社員の方々から多くのことを学び、自身のスキルアップを図りたいです。
    例文3
    昔から黙々とやる作業が好きで、細かな作業の多い貴社での仕事は自分に合っているのではないかと思い申し込みました。
    高校の部活では美術工芸部に所属していて、周囲と協力しながら一つのものを作ることに楽しさを感じているため、チームワークが重要な貴社での仕事も楽しみながら続けられると考えています。


    自ら主体的に挑戦していく姿勢が見えると、より良い印象を与えることができますよ◎
    また「自身の強みを活かしたい」などの仕事との相性の良さを志望動機で伝えれば、採用担当者の判断にもプラスに影響するかもしれません。

    志望動機で悩んだら?よくある質問と回答例(Q&A)

    書き方が掴めたところで、ここからは志望動機で悩みがちなポイントを見ていきましょう。
    実際に書いていくなかで疑問になりやすいものを集めたので、ぜひ確認してみてください♪

    Q.同じ内容の志望動機を使い回してもいい?

    A.応募するバイトごとに内容を少し変えるのがオススメ!

    理由は『企業やお店ごとに異なる特徴を持っている』からです。
    事業内容や求める人物像などは、企業やお店によって違うため、同じ志望動機ではミスマッチが起こってしまう可能性があります。

    企業やお店に関する知識や事前研究が不十分だと捉えられ、誠意が感じられないという印象を与える原因にもなるため、同じ内容の志望動機を複数社に使い回すことは控えましょう!

    熱意も伝わりづらいため、ひとつひとつきちんと作成してください。

    Q.志望動機に書かない方がいいことってなに?

    A.「ラクそうだから」「短時間で稼げるから」といった理由は避けましょう◎

    こういった理由は、仕事に関してやる気がないイメージを与えるため、選ばないのが無難です。
    「仕事内容に興味がある」「前から気になっていた」といった前向きな理由を話してバイトへの熱意を採用担当者に届けることを意識します!

    また、誠実さを疑われ、信頼を失うことにもなりかねないため、嘘は書かないことを徹底し率直な思いを書いていくことが大切ですよ。

    Q.志望動機って空欄のままでいいの?

    A.空欄のままはNG!

    志望動機は、企業やお店があなたの熱意を測る重要な要素の一つです◎
    そのため、空欄だと「企業やお店に興味がない」「意欲がない」と判断されてしまいます。
    あなたの『強み』や『人柄』といった、人物像をアピールするチャンスも減ってしまうでしょう!

    また、多くの場合志望動機を参考にしながら他の応募者との比較を行うため、差別化ができず選考から漏れてしまう可能性もあります。

    志望動機をきっかけに、面接官との会話が弾むケースもあるためあなた自身についてや、働きたい理由を考え、積極的に伝えてみてくださいね♪

    志望動機の書き方をマスターしてバイトに応募してみよう!

    いかがでしたか?
    今回は、高校生に向けたアルバイトの志望動機の書き方をご紹介しました。

    いろいろお話してきましたが、重要なのは『丁寧な字で書く・誤字脱字に気を付ける』などいかに誠意が見えるかにかかっていると言っても過言ではありません!
    その後の面接も履歴書を見ながら行われることがほとんどなので、志望動機は自分の言葉でしっかり考えて書きましょう。

    また、志望動機について悩むことは、自身に向き合う絶好のチャンスでもあるんです!
    自己分析ができれば、就職活動や入試にも活かすことができるため、今後の成長につながるでしょう。

    自分の内面とこれまで向き合う機会が少なかった方ほど、志望動機を通して見えてくるものがあるかもしれませんよ。

    この記事を参考に、ぜひあなたもアルバイトに応募してみてください!
    アルバイト探しの第一歩には【バイトな女子】がオススメです♪

    著者アイコン
    バイトな女子編集部
    『バイトな女子』編集部です!アルバイトやパート、正社員のお仕事にまつわるさまざまな情報を発信中。仕事選びのヒントや働き方のコツなど、読者の皆さんが楽しく働けるようなお役立ち情報をお届けします!

    さっそくお仕事を探す