【学生向け】電話でのバイト応募を成功させる!マナーの基本と実例

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【学生向け】電話でのバイト応募を成功させる!マナーの基本と実例
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    近年では、アプリやサイトからバイトに応募する方法が主流になりました。
    必要項目を記入して送信ボタンを押すだけで、応募が完了するのでラクチンですよね☆

    とはいえ、電話応募のみ募集している求人や口頭で質問したい場合もあるはず!
    「電話の正しいかけ方が分からない」
    そんな不安を抱えている学生さんに向けて、本記事では電話でのバイト応募を成功させるマナーの基本と実例をご紹介します♪

    電話でバイト応募する際の事前準備

    電話での応募は、電話口に相手がいるためゆっくり調べながら話す時間はありません。
    そのため、掛けた後に慌てなくて済むよう「事前準備」をしておくのが成功への近道です!

    電話をする前に用意する物

    (1)メモできるもの、紙、ペン
    電話はメールとは異なり、見返すことができません。
    そのため、会話の中で重要な内容はメモを取るようにしましょう◎
    電話先の方から、メモをとるように指示される場合もあるのでメモは必須です!
    手元にすぐに書けるように置いておくことをオススメします。

    (2)スケジュールを確認できるもの
    電話では、いつ面接に来れるか予定を聞かれることが多々あります!
    予定をスケジュール帳で管理している場合はそれを手元に用意しましょう。
    スマホ内のアプリで管理している場合は、事前に予定をメモしておくか、電話をしながらすぐにアプリを開いて確認できる状態にセットしておくことがオススメです♪

    バイト先に確認したいことをまとめる

    どんな用件で電話を掛けたのか確認される場合があります。
    質問したかったことを聞き忘れないためにも、事前に整理してまとめておくと安心です◎

    《確認例》
    ■アルバイトを募集しているかどうか
    ■面接に進めるか
    ⇒場所・時間・持ち物
    ■面接当日の連絡先
    ■面接当日の服装
    ■担当者の氏名

    質問の答えを用意しておく

    電話で質問されることをあらかじめ予想しておくと、スムーズに返答できます!
    質問例に対する回答をまとめておきましょう。

    《質問例》
    ■プロフィール(年齢・名前・学校・住所)
    ■何で知って応募したか(媒体・紹介者)
    ■希望の勤務日時
    ■面接希望日時
    ■スタート希望日

    電話応募の基本マナー

    マナーを知らないで電話を掛けてしまうと、悪気が無くてもあなたのイメージがダウンしてしまうかも……!?
    「学生だから大目に見てもらえる」
    と油断せずに、最低限のマナーを守ることが大切です◎

    守るべきマナーと注意点

    (1)静かな場所で電話を掛ける
    電話を掛ける場所は、雑音の入らない静かな場所を選びましょう。
    ガヤガヤとした周囲の音が入ってしまうと、電話口の方が会話を聞き取れない恐れがあります!
    繁華街や駅のホームなど、賑やかな場所は避けるようにしてください。
    また、電波が悪いと音声が途切れてしまうため、電波状況の良い場所で電話を掛けることもポイントです◎

    (2)失礼のない時間帯に電話を掛ける
    電話を掛ける時間帯に気を付けましょう。
    相手が忙しい時間帯、営業時間外の電話は迷惑をかけてしまいます!
    求人情報に電話の受付時間の記載がないかチェックしてみてください◎
    記載のない場合は、下記の時間帯を参考に電話を掛けましょう。

    《職種別の電話に適した時間帯目安》
    ■カフェ/ファミレス
     AM9:00~AM11:00
     PM14:00~PM17:00

    ■居酒屋
     PM15:00~PM18:00

    ■コンビニ
     AM10:00~AM11:00
     PM14:00~PM17:00

    ■スーパー
     開店~AM11:00
     PM13:00~PM15:00

    ■オフィス
     AM10:00~PM12:00
     PM13:00~PM16:00

    ■美容系(美容院・ネイルサロンなど)
     PM13:00~PM16:00


    ■医療系(病院・デイサービスなど)
     AM10:00~AM11:00
     PM14:00~PM16:00

    ■保育系(幼稚園・保育園など)
     AM10:00~AM11:00
     PM13:00~PM15:00


    (3)相手が切るのを待ってから電話を切る
    バイトに応募した際の電話の切り方は、まずは応募先にお礼を伝えます。
    その後、相手が先に切るのを確認してから電話を切るのがマナーです!
    しかし、電話先の相手がなかなか切ってくれない場合もあると思います。
    そんな時は、自分から静かに通話を切ってください◎

    電話応募の具体的な流れ

    はじめての電話応募は、流れが分からず不安でいっぱいですよね。
    どんな流れで進んでいくのか把握しておけば、緊張せずに落ち着いて話すことができます◎

    電話応募の話す順序

    (1)挨拶する
    (2)名前を名乗る
    (3)アルバイト応募をしたい旨を伝える
    (4)採用担当者につないでもらう
    (5)アルバイト応募をしたい旨を再度伝える
    (6)面接日時を調整する
    (7)面接の詳細を確認する(場所/持ち物/服装など)
    (8)お礼を述べて電話を切る

    電話応募で使える実例フレーズ

    マナーや流れを把握して、これでもうバイトの電話応募は完ぺき☆
    「いざ、電話を掛けよう!」
    と、思ったはいいけれど言葉遣いや聞き方が分からない方も多いのではないでしょうか。
    そんな方に向けて、実際に使える会話の例文をご紹介します!

    挨拶をして採用担当者につないでもらう

    あなた「お忙しいところ失礼いたします。〇〇(氏名)と申します。△△(求人サイト・媒体名)を見てアルバイト応募の電話をさせていただきました。採用ご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」

    担当者「お待たせしました。採用担当の〇〇です。」


    あなた「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇と申します。現在、そちらのお店でまだアルバイトは募集していますでしょうか?」

    担当者「はい、募集中です。」

    ※採用担当者の氏名が分かる場合は、その方につないでもらう

    求人情報に学生OKと記載が無かった場合

    あなた「ただいま△△(高校・大学・専門)生なのですが、問題ないでしょうか?」

    担当者「はい、学校側で許可されていれば問題ありません。」

    採用担当者が不在の場合

    お店のスタッフ「申し訳ございません。ただいま担当者は不在です。」

    あなた「かしこまりました。いつごろ掛け直すのがよろしいでしょうか?」

    お店のスタッフ「XX時ごろにお願いします。」

    あなた「かしこまりました。XX時に再度ご連絡いたします。ご対応ありがとうございました。失礼いたします。」

    面接日時の調整の仕方

    担当者「それでは面接の日程なのですが、XX日のXX時はご都合いかがですか?」

    あなた「XX日のXX時は問題ありません。そちらの日時でよろしくお願いいたします。」

    提案された日時の都合が悪い場合

    あなた「申し訳ございません。XX日のXX時は、お伺いできません。XX日のXX時はいかがでしょうか?」

    面接の詳細を確認する

    あなた「面接の場所や持ち物、服装をお伺いしてよろしいでしょうか?」

    担当者「△△(面接会場)へ履歴書と身分証明書、筆記用具をお持ちください。服装は自由です。」

     

    あなた「かしこまりました。当日はお店の正面から入ればよろしいでしょうか?」

    担当者「はい、入口のスタッフに面接で来た旨をお伝えください。」

    あなた「かしこまりました。ではXX日のXX時にお伺いいたします。お忙しいところありがとうございました。それでは失礼いたします。」

    電話応募で意識すべきポイントとNG言動

    電話応募で使えるフレーズをお伝えしましたが、ポイントを押さえていないと悪いイメージを与えてしまうことも……。

    そこで、成功率をグッと高めるために、意識すべきポイントを以下にまとめました◎
    これらを意識するだけで、応募の段階から優位に進めることができますよ♪

    また、これだけはやってはいけないという「NG言動」もまとめているので、併せてチェックしてみてください!

    意識すべきポイント

    ■元気に挨拶をする
    ■ハキハキとゆっくりと話す
    ■敬語・丁寧語で話す
    ■お店の空いている時間帯に電話をする
    ■電波の良い静かな場所で電話をする

    NG言動

    ■挨拶をしない
    ■聞き取りにくい小さな声・早口で話す
    ■タメ口で話す
    ■営業時間外・多忙な時間に電話をする
    ■電波の悪い・雑音の入る場所で電話をする

    電話応募後に連絡したいときの注意点

    面接後に再度連絡を入れたい場合があるかもしれません。
    「面接の選考結果がなかなか届かない」
    「早く結果を知りたい」
    そんな時に注意するべきポイントがあります。

    選考結果を電話確認する際の注意点

    《合否結果の返答期限が決まっている場合》
    面接を受けた際に、合否結果の返答期限を知らされる場合があります。
    その際は、必ず「期間を過ぎてから」電話確認をしましょう◎
    期限前に連絡をしてしまうと、せっかく面接を成功させたにも関わらず悪い印象を持たれてしまうかも!?
    選考が長引いている可能性を考慮し、確認の連絡を入れる場合は「期限日の翌日以降」に電話確認をするのが安心です♪

    《合否結果の期限を知らされていない場合》
    一般的に、選考期間は1週間前後であることが多いです。
    もしいつまでに結果を返事するか知らされていない場合は「1週間を過ぎてから」連絡を入れるようにしましょう!

    《採用の場合のみ連絡がくる場合》
    面接で、採用する場合のみ連絡をすると事前に知らされる場合があります。
    その際には「自ら電話で結果を確認するのはNG」です!
    1週間連絡が無かった場合は、不採用だと思って次のバイト探しに切り替えましょう♪
    面接時に、採用の場合は返答期限はいつまでか確認しておくと安心です◎

    電話で選考結果を確認する際の例文

    あなた「お忙しいところ恐れ入ります。X月X日にアルバイト面接をしていただいた〇〇(氏名)と申します。採用担当の△△様はいらっしゃいますでしょうか。」

    担当者「はい、採用担当の△△です。」

    あなた「お忙しいところ恐れ入ります。X月X日にアルバイト面接をしていただいた〇〇(氏名)と申します。
    先日はお忙しい中、面接の機会をいただきありがとうございました。合否について、XX日までに連絡をいただけるとうかがっていたのですが、まだいただけておりませんので、連絡いたしました。
    お忙しいところ恐縮ですが、選考が終了している場合は結果をお教えいただいてもよろしいでしょうか。」

    さいごに

    はじめてのバイトの電話応募は緊張して当たり前!
    しっかりと対応とする“誠意”が伝われば、上手く話せなくても大丈夫です◎
    深呼吸をして、リラックスした状態で電話をしましょう♪

    今回ご紹介したポイントを押さえて、準備万端で臨めば気持ちが落ち着くハズ☆
    電話応募を成功させて、次の面接へバトンをつなげてくださいね。
    あなたのアルバイトライフを応援しています!

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    バイトな女子編集部
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