ESTJ(幹部)に向いている仕事を厳選!性格から分かる適職を詳しく解説!
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ESTJ(幹部)が持つ揺るぎない安定感、強い責任感、そして目標達成への断固たる意志は、先の見えない現代社会において、極めて重要な強みと言えるでしょう。
予測困難な事態においても、その安定感は周囲を安心させ、混乱を鎮める力となります。
また、曖昧な状況や複雑な課題に対しては、現実的な視点と組織的なアプローチによって、着実に解決の道筋を示すことができます◎
当記事では、そんなESTJ(幹部)の特徴から向いている仕事・向いていない仕事まで詳しく解説していきます。
「私はESTJ(幹部)だ」という方はもちろん、そうでない方も、ぜひ最後までお付き合いください!
ESTJ(幹部)とは?
ESTJ(幹部)は、MBTIタイプの中でも、現実的で組織力があり、責任感が強いことで知られています。
周囲からは頼りになる存在として認識され、リーダーシップを発揮する場面も多いでしょう◎
そんな真面目で秩序を重んじるESTJ(幹部)の辞書に「ま、いっか」という言葉は存在しません!
「一度決めたことは最後までやり抜く」「ルールは守るために存在する」という強い信念を持っており、曖昧な妥協や安易な判断を好まない傾向があります。
ESTJは E(外向型)・S(感覚型)・T(思考型)・J(判断型)の略
ESTJ(幹部)は、『E(外向型)』『S(感覚型)』『T(思考型)』『J(判断型)』という特徴から成り立っており、それぞれの特性が組み合わさることで、ESTJ(幹部)タイプならではの個性が形成されています。
E(外向型)
一言で表すと『常に誰かとつながりたいアンテナ』
周囲の人々や外部の世界と積極的に関わることを好み、そうすることで元気百倍になれるタイプです。
S(感覚型)
一言で表すと『五感で世界を味わう現実主義者』
理論や理想よりも、実際に目で見て、耳で聞いて、手で触れることができる、具体的で現実的な情報を信頼します。
T(思考型)
一言で表すと『冷静沈着な論理思考家』
「情より理」という考えのもと、客観的な事実や論理・理性に基づいた判断を行います。
J(判断型)
一言で表すと『計画実行隊長』
見切り発車はしません!
事前にしっかりと段取りを考え、計画的に物事を進めることを好みます。
ESTJ-TとESTJ-Aの違い
MBTIタイプの診断結果に現れる「ESTJ-T」と「ESTJ-A」の末尾の「T」と「A」は、それぞれ「タービュレント(Turbulent)=慎重型」と「アサーティブ(Assertive)=自己主張型」の頭文字であり、自身の感情やストレスへの向き合い方の違いを示しています。
ESTJ-T
⇒ 人の表情の些細な変化や、その場の空気の微妙な動きまで、まるで第六感が備わっているかのように敏感に察知します。
他人が見過ごしてしまうような小さな変化や矛盾点にも気づくため、「気配り上手」と評されることも少なくありません!
しかし、その繊細さゆえにストレスやプレッシャーを感じやすく、疲れやすいでしょう。
ESTJ-A
⇒ 自己肯定感が高く、ちょっとしたことでも心の中で「自分、最高!」とセルフ褒めモードに入るタイプです。
街を歩いていても、可愛い子犬や咲き誇る花・美味しそうなスイーツなど、自然とポジティブな要素にばかり目が惹かれるでしょう◎
その一方で、少し陰りのあるものには気づきにくいという一面も持ち合わせています。
ESTJ(幹部)の性格や特徴を解説
ここからは、ESTJ(幹部)の性格や特徴について、さらに深く掘り下げていきます◎
ESTJ(幹部)の長所
ESTJ(幹部)は、強い責任感と優れた組織力が魅力のタイプです。
複雑なプロジェクトも混乱させることなく、着実に目標達成へと導く力を持っているため、周囲に「この人についていけば大丈夫」という安心感を与え、目標達成への道を力強く切り開いていくことができます!
最後まで諦めずにチームを牽引するその力強さに、憧れる人も少なくないでしょう。
ESTJ(幹部)の短所
ESTJ(幹部)は、真面目さと強い責任感が持ち味ですが、それが過度になると、自身にも周囲にも厳しくなりがちです。
自分のペースや基準を周りにも求めてしまうため、意図せず他人へプレッシャーを与え、ときに自分本位な印象を持たれることがあります。
他者の視点や感情に意識的に配慮することで、より一層周囲からの信頼を得られるでしょう◎
ESTJ(幹部)に向いている仕事
ここからは、ESTJ(幹部)に向いているアルバイト・仕事について解説していきます。
ESTJ(幹部)には
・目標達成のためには計画的に行動し、着実にタスクをこなす
・明確な指示を出し、メンバーを効果的に動かす
・問題解決能力が高く、現実的なアプローチで課題に取り組む
といった、特に「オフィスワーク」や「責任感の強さが活かせる仕事」において大いに活かせる強みが数多く存在します。
これらの強みを踏まえ、具体的な職種とESTJ(幹部)に向いている理由を見ていきましょう!
オフィスワーク
経理
会社におけるお金の流れを記録・整理し、正確な会計処理を行う仕事です。
業務の多くは事前に作成されたマニュアルに沿って進められるため、その手順やルールを正確に理解し、遵守しながら遂行する力が重要となります。
ESTJ(幹部)は、ルールを重んじ、計画的に物事を進めることを得意とするため、このような構造化された環境において、比較的スムーズに業務に取り組むことができるでしょう◎
財務
会社の財務計画の立案や予算管理、資金調達から決算書の作成など、お金にまつわる幅広い業務を担います。
お金の流れ全体を把握し、会社の経済的な戦略を動かす、いわば裏のリーダーとも言える存在です!
専門知識とリーダーシップの両方が不可欠な仕事であるため、秩序を重んじ、 先頭に立って人々を率いる能力に長けたESTJ(幹部)にとっては、まさに適職と言えるでしょう。
総務
従業員が快適に業務に取り組めるよう、オフィス環境の整備(備品管理、設備管理など)や社内イベントの企画・運営などを進める仕事です。
一見すると多岐にわたる業務をこなす印象がありますが、その成果は全従業員の働きやすさに直結するため、縁の下の力持ちとして、隠れたリーダーシップが求められます◎
そのため、組織性が高く、人々をまとめ導く能力に優れたESTJ(幹部)にとって、非常にやりがいのある領域と言えるでしょう。
品質管理
工場などで製造される製品の品質を維持・向上させるために、不良品の発生を未然に防ぐ役割を担います。
事前に定められた手順や基準を遵守して製造を進める意識が必要な仕事なので、順序立てられた業務に取り組むことを得意とするESTJ(幹部)に適しています!
キャリアコンサルタント
個々の適性や能力、価値観を踏まえ、その人が望むキャリアプランの実現を専門的に支援する仕事です。
相談者の状況を整理し、段階的なキャリアプランを立てる工程で、ESTJ(幹部)の計画性の高さは大いに役立ちます◎
また、相談者と信頼関係を築くことも重要な要素となるため、ESTJ(幹部)の誠実さや責任感の強さは、相談者からの信頼を得るうえで非常に重要です。
施工管理
住宅やビルといった建築現場で、工事の進捗状況を管理したり、大工をはじめとする職人たちの作業状況を監督したりする仕事です。
1つの建物を完成させるには、天候不良や資材遅延などの予期せぬ問題を乗り越え、自ら積極的に関係者と連携し調整する力が不可欠です。
ESTJ(幹部)は、異なる価値観を持つ人々にも規律を守らせ、効果的にマネジメントする能力に長けているため、さまざまな専門家が集まる建築現場でもプロジェクトを成功に導けるでしょう!
パラリーガル(法律事務)
弁護士の指示・監督のもと、法律に関する調査、書類作成、手続き補助などを行う法律専門職です。
パラリーガル(法律事務)には、定められた手続きや形式が多く存在しており、ルールを遵守するESTJ(幹部)は、これらの業務にストレスを感じにくく、正確に取り組むことができます◎
また、必要な情報を的確にまとめる能力も必要なため、ESTJ(幹部)の論理的思考が活かせます。
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体系的に物事を整理し、計画的に進めることを得意とするESTJ(幹部)タイプは、明確なルールや手順が多いオフィスワークのアルバイト・仕事に非常に適しています!
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その他の仕事
営業職
自社の商品やサービスを顧客に提案・販売し、顧客との良好な関係を構築・維持することで、会社の利益に貢献する仕事です。
与えられた目標や課題に対して強い責任感を持つESTJ(幹部)は、営業目標の達成に向けて、積極的に行動し、結果を出すことができます。
また、言動に一貫性があり、約束や期日もしっかり守るため、顧客からの信頼も得やすいでしょう◎
銀行員
都市銀行や地方銀行などに勤務し、窓口業務や法人・資産家向けの融資業務、そして個人向けの投資商品販売を行います。
特に法人融資においては、企業の経営パートナーとしての役割が求められるため、ESTJ(幹部)が持つ論理的思考力、コミュニケーション能力、そして計数管理能力を最大限に活かすことができます!
スポーツインストラクター
利用者の体力や目標に合わせた運動プログラムを作成・指導し、人々の健康増進や体力向上を専門的にサポートします。
論理的思考を持つESTJ(幹部)は、クライアントの体力データや進捗状況を客観的に分析し、 トレーニングメニューの調整や改善に論理的に取り組むことができます◎
また、明瞭なコミュニケーションを好むため、トレーニング内容や注意点を利用者に分かりやすく伝え、疑問や不安を素早く解消する能力もあるでしょう。
責任感の強さが活かせる求人をお探しなら
どんな仕事においても、最後までやり遂げる責任感は非常に重宝されます。
そのため、何事にも一生懸命取り組むESTJ(幹部)だからこそ活躍できる求人が数多く見つかるはずです!
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ESTJ(幹部)に向いていない仕事
ESTJ(幹部)タイプは、誠実さと高い管理能力を活かし、周囲と協力して目標達成に向けて積極的に取り組むことを得意とします。
一方、単独で黙々と作業に集中する仕事や、スケジュールが流動的な働き方では、その強みを活かしきれない可能性があります。
また、ESTJ(幹部)は多人数と一緒に仕事をすることで本領が発揮できるタイプなので、1人で完結するアルバイト・仕事も退屈に感じやすいでしょう。
(例:研究者、データ入力、校正など)
・スケジュールが流動的
(例:カウンセラー、保育士、イベントスタッフなど)
・1人で完結する仕事
(例:警備員、軽作業、ライター、デザイナーなど)
ESTJ(幹部)と仕事で相性が良いタイプは?
確立されたルールや手順を重視する、計画的なESTJ(幹部)と特に相性が良いのは、彼らの安定志向や秩序を重んじる特性を深く理解し、現実的かつ着実に物事を進めるタイプと言えます◎
ESTJ(幹部)と相性が良いタイプ
MBTIタイプの中で、ESTJ(幹部)と特に相性が良いとされているのは、以下の3つのタイプです。
MBTI | 特徴 |
---|---|
INFJ (提唱者) |
ESTJ(幹部)の実務的で組織的なアプローチと、INFJ(提唱者)の深い洞察力や他者への献身的な姿勢が組み合わさることで、互いの強みを引き出し合い、バランスの取れた効果的なチームを築くことができます。 |
ESFJ (領事官) |
ESTJ(幹部)の組織を効率的に運営する能力と、ESFJ(領事官)の周囲との良好な人間関係を築くスキルは、チームや組織全体の目標達成に向けて非常に効果的な連携を生み出すことができます。 |
ISFJ (擁護者) |
ISFJ(擁護者)の細やかな配慮と思いやりと、ESTJ(幹部)の決断力と実行力は、お互いの強みを活かし、弱点を補完し合うことで、安定した協力関係を築くことができます。 |
ESTJ(幹部)と相性が悪いタイプ
反対に、ESTJ(幹部)と特に相性が悪いとされているのは、以下の2つのタイプです。
MBTI | 特徴 |
---|---|
ISTJ (管理者) |
両者とも直接的で率直な対人スタイルを好むため、意見が対立したり、競争意識が生まれたりすることがあるでしょう。 |
INFP (仲介者) |
INFP(仲介者)の理想を大切にする感情的なやり方は、ESTJ(幹部)の現実的で論理的な考え方とぶつかりやすく、調和を取るのが難しい関係だと言えます。 |
その他のタイプとESTJ(幹部)との相性一覧
ESTJ(幹部)とその他のMBTIタイプの相性もまとめてみました!
ぜひ参考にしてみてください。
MBTI | 特徴 |
---|---|
ENFP (広報運動家) |
ENFP(広報運動家)の自由な発想と柔軟性は、ESTJ(幹部)の現実的で組織的なアプローチを補い、互いに新しい視点をもたらします。 |
ENTJ (指揮官) |
両者とも決断力があり、論理的な思考に基づき、計画を実行に移す力に秀でています。しかし、同様に強い意志を持つがゆえに意見が衝突する可能性も孕んでいるため、互いに歩み寄る姿勢が必要です。 |
INTP (論理学者) |
INTP(論理学者)の理論的思考は、ESTJ(幹部)の実行力を補完する可能性がありますが、理論重視と実行重視の点で摩擦が生じることもあります。 |
ESTJ (幹部) |
同じタイプなのでお互いを理解しやすく、物事もスムーズに決まりやすいでしょう。しかし、どちらもリーダーシップを取ろうとするため、対立する懸念もあります。 |
INTJ (建築家) |
アプローチは異なりますが、どちらも論理的なタイプなので協力関係を築きやすいでしょう。しかし、内向的なINTJ(建築家)と外向的なESTJ(幹部)の性質の違いから、相容れない場面も考えられます。 |
ENTP (討論者) |
ENTP(討論者)の斬新な発想は、ESTJ(幹部)の実行力を刺激し、良い影響を与えます。ただし、ENTP(討論者)の柔軟な思考と、ESTJ(幹部)の確立された原則の間で衝突も起こりえます。 |
ESTP (起業家) |
エネルギッシュで行動的な点が共通しており、ESTP(起業家)の柔軟性とESTJ(幹部)の計画性は、相互補完的な関係を築く可能性があります。しかし、ESTP(起業家)の衝動性とESTJ(幹部)の慎重さの間には摩擦も生じうるでしょう。 |
ENFJ (主人公) |
ともに指導力がありますが、ENFJ(主人公)は感情を、ESTJ(幹部)は事実を重視します。この違いはお互いの視点を補完し合うことにもつながりますが、円滑な連携のためには、理解と対処が必要です。 |
ISFP (冒険家) |
ISFP(冒険家)の創造性はESTJ(幹部)の実用性を豊かにし、ESTJ(幹部)はISFP(冒険家)のアイデアの実現を助けます。しかし、ESTJ(幹部)の厳格さとISFP(冒険家)の感情的な反応は、摩擦を生む可能性も考慮すべきでしょう。 |
ESFP (エンターテイナー) |
どちらも社交的な面を持っていますが、ESFP(エンターテイナー)の自由で衝動的な性質と、ESTJ(幹部)の組織だったやり方のバランスを取ることが、良い関係を築くうえで大切になります。 |
ISTP (巨匠) |
ISTP(巨匠)とESTJ(幹部)は、実用的な視点を共有する一方で、そのアプローチには違いが見られます。ISTP(巨匠)の自律性と、ESTJ(幹部)の指導力は、摩擦を生むこともあるでしょう。 |
ESTJ(幹部)の恋愛の傾向や特徴
ここからは、ESTJ(幹部)の恋愛傾向についても解説していきます。
ESTJ(幹部)は信頼関係を重視するタイプのため、仕事においても恋愛においても、相手のことをしっかりと観察し、時間をかけて理解しようとする傾向があります。
女性の場合
ESTJ(幹部)の女性は、パートナーとの将来について明確なビジョンを持ち、将来を見据えながら関係を深めていくという特徴があります。
「信頼できるか」を重視しているため、約束をきちんと守る人や筋の通った行動をする人に惹かれやすいでしょう◎
男性の場合
ESTJ(幹部)の男性は、堅実なアプローチを取ることで、パートナーと安定した関係性を築けるよう努力します。
理性的で相手の気持ちに寄り添うのは苦手ですが、「どうしたら相手が喜んでくれるのか」を一生懸命考え、積極的にアプローチする人が多いでしょう!
ESTJ(幹部)の日本人の割合
統計によると、ESTJ(幹部)の日本人における割合は『3.39%』と報告されています。
秩序と効率を重んじるESTJ(幹部)は、調和を重んじる日本の文化においても、その明確な目標設定能力と組織をまとめる力によって、さまざまな場面で重要なリーダーシップを発揮していけます。
ESTJ-T | ESTJ-A |
---|---|
1.09% | 2.30% |
まとめ
責任感が非常に強く誠実なESTJ(幹部)は、頼りがいがあり冷静沈着なため、「困ったときの〇〇さん」としてチームにとってなくてはならない存在として、重宝されるでしょう。
誰にでも臆せず質問や意見を言うことのできる強さも持ち合わせているため、密かに憧れの対象として見られていることもあるかもしれません◎
しかし、常に高い基準を持って何ごとにも取り組むため、完璧を求めすぎる傾向があります。
その結果、自分自身だけでなく、周囲の人々にも同様の高い要求を課してしまうことがあるため、他者のペースや能力を考慮することで、より円滑な人間関係を築き、チーム全体の生産性を向上させることができるでしょう!
ESTJ(幹部)の皆さんが、その卓越した責任感と実行力でチームを力強く牽引していく未来を、心から応援しています。