学童保育の仕事に資格は必要?役立つ資格の種類や取得までの流れを解説
最終更新:
バイトな女子で自分らしく働けるバイト探し!
学童保育の仕事に興味があるけれど、「資格がないと難しいのかな」「未経験でも働けるのかな」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
学童保育では、特別な資格や経験がなくても働き始められます。
この記事では、無資格から学童保育で働く方法をはじめ、現場で役立つ5つの資格や、専門資格である『放課後児童支援員』を取得する流れを解説します。
子どもと関わる仕事にチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてください。
学童保育の仕事は資格なしでも始められる?
学童保育の現場では、主に学童指導員として子どもたちと関わります。
資格がなくても学童指導員として働けるため、未経験から応募できる求人もあります。
一方、放課後児童支援員として働くには、所定の要件を満たしたうえで研修を修了する必要があります。
ここでは、学童指導員と放課後児童支援員の違いや、学童保育で役立つ資格の取得方法について紹介します。
学童指導員は無資格・未経験でも応募できる
学童保育の現場では、放課後児童支援員の資格を持たないスタッフを『学童指導員』と呼ぶことがあります。
学童指導員として働くために必須となる国家資格はなく、無資格・未経験から応募できる求人もあります。
学童指導員は子どもの見守りや遊び、生活のサポートなどを担当し、放課後児童支援員と協力しながら子どもたちの安全な生活を支えるのが主な役割です。
まずは学童指導員として経験を積み、将来的に放課後児童支援員の資格取得を目指すのも一つの方法といえるでしょう。
放課後児童支援員になるには研修の修了が必要
放課後児童支援員になるには、各都道府県が実施する『認定資格研修』を修了する必要があります。
研修では、子どもの安全や発達、保護者との連携など、学童保育に必要な専門知識を学びます。
主な特徴は以下のとおりです。
■基本的に6分野・16科目の講義を受講する
■最終学歴によって必要な実務経験が異なる
■保有資格によっては実務経験の必要がなく、一部の科目が免除される
研修を修了することで、専門知識を身につけた放課後児童支援員として、学童保育の現場で活躍できるようになります。
無資格でも働きながら資格取得を目指せる
無資格で学童保育の仕事を始め、働きながら放課後児童支援員の資格取得を目指すことも可能です。
認定資格研修には複数の受講要件があり、学歴や保有資格などによっては一定期間の実務経験が求められます。
例えば、高卒以上の場合は児童福祉事業などで2年以上、学歴を問わない要件では放課後児童クラブ(学童保育)で5年以上従事することなどが条件となります。
資格を取得すれば専門性のアピールにもつながり、キャリアアップを目指す際にも役立つでしょう。
学童保育の仕事に役立つ資格5選
学童保育の仕事は無資格でも始められますが、関連資格を持っていると、就職・転職活動や実際の業務で有利になる場合があります。
ここでは、学童保育の現場で役立つ5つの資格について、それぞれの特徴や仕事での活かし方を解説します。
放課後児童支援員
『放課後児童支援員』は、学童保育を利用する子どもたちが安心・安全に過ごせる環境づくりや、子どもたちの成長をサポートする専門職です。
子どもの見守りや遊び・生活のサポートなど、学童指導員と共通する業務も多いですが、資格を活かして専門的な立場から子どもたちを支援します。
また、放課後児童クラブでは、一定の基準に基づいて放課後児童支援員を配置することが求められています。
そのため、資格を取得することで応募できる求人の幅が広がり、キャリアアップにもつながりやすいでしょう。
保育士
『保育士』は、学童保育の仕事に活かせる国家資格の一つです。
子どもの保育や保護者への支援に必要な専門知識を身につけているため、学童保育の求人でも資格や経験をアピールできます。
子どもの発達に関する知識はもちろん、遊びや生活のサポート、安全管理など、保育士として培ったスキルは小学生と関わる場面でも役立ちます。
また、子どもの年齢や発達、個性に合わせた関わり方ができる点もメリットです。
実際に保育士として働いた経験がある方は、子どもへの対応だけでなく、保護者とのコミュニケーション経験も学童保育の仕事に活かせるでしょう。
教員免許
『教員免許』も学童保育の現場で役立つ代表的な資格です。
教員免許があれば、学校教育を担うための専門知識や、子どもたちをまとめる指導力を備えていることを証明する強みになります。
小学生の発達や学校生活にも深く関わっているため、以下のような生活指導にも活かせるでしょう。
学習面:放課後の宿題の見守りや、子どもへのわかりやすい教え方
生活面:日々の生活における適切な声かけ(褒める、勇気づけるなど)
活動面:子どもたちが協力して遊び、自分で考えて行動できるよう促す
教員免許は学校生活の延長線上にある学童保育において、経験や知識を活かしやすい資格といえます。
社会福祉士
『社会福祉士』は、子どもの福祉や家庭支援に関する専門知識を持ち、福祉に関する相談援助の専門知識を持つ国家資格です。
さまざまな家庭環境の子どもが通う学童保育では、一人ひとりの家庭の状況や、子どもの心理に配慮した細やかな支援が求められます。
社会福祉士の知識があれば、以下のような対応も可能になります。
■子どもや家庭が抱える悩みの相談を受け、適切にサポートする
■必要に応じて学校や地域の支援機関、保護者とスムーズに連携する
子どもと家庭を福祉の面で支援するだけでなく、学童施設の適切な運営や相談対応においても知識を活かしやすい資格です。
児童指導員任用資格
『児童指導員任用資格』は、児童福祉施設などで児童指導員として働くために必要な任用資格です。
専用の資格試験を受けるのではなく、学歴や保有資格、実務経験など、定められた要件のいずれかを満たすことで任用資格を得られます。
主な要件には、以下のようなものがあります。
■大学や大学院で、社会福祉学や心理学などの指定分野を修める
■社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取得する
■教員免許を取得し、所定の要件を満たす
■高校または中等教育学校を卒業後、児童福祉事業で一定期間の実務経験を積む
これまでの学歴や資格、子どもに関わる仕事の経験によっては、すでに要件を満たしている場合もあります。
学童保育の仕事を探す際は、自分が対象となるか確認しておくとよいでしょう。
参考:job tag(職業情報提供サイト)「児童指導員」(参照:2026-08-18)
放課後児童支援員の資格を取得する流れ
学童保育の仕事に役立つ放課後児童支援員の資格取得には、各自治体が実施する『認定資格研修』を修了する必要があります。
ここでは、受講の申し込みから修了証を受け取るまでの流れを紹介します。
1.認定資格研修の受講要件を確認する
はじめに、認定資格研修を受講する自治体の募集要項を確認し、自分が受講要件に当てはまるかをチェックしましょう。
以下が主な要件です。
■保育士・社会福祉士・教員免許などの資格を持っている
■大学や大学院で教育学・社会福祉学・心理学といった指定分野を修了している
■児童福祉事業での実務経験がある(最終学歴によって年数や業務内容が異なる)
あらかじめ経歴や資格が該当するかを整理しておくと、スムーズに申し込みを進められます。
2.自治体が実施する研修に申し込む
受講条件を満たしていれば、自治体が実施する認定資格研修に申し込むことができます。
研修は都道府県が主体となって実施しており、開催日程や必要書類などは地域ごとに異なります。
また、勤務先の施設や市区町村の窓口を通じて手続きをおこなう場合もあり、申し込み方法も受講する地域によってさまざまです。
安心して受講するために、自治体の公式サイトや担当窓口などで、申し込み方法や開催日程、必要書類などを事前に確認しておくとよいでしょう。
3.所定の研修を受講して修了証を受け取る
申し込みが完了したら、決められた日程で認定資格研修を受講します。
研修は、放課後児童支援員に必要な知識を身につけることを目的とし、全16科目(計24時間)の講義や演習、レポートの提出などを行います。
これらの研修を経て修了認定を受けると、放課後児童支援員としての要件を満たしたことを証明する修了証が交付され、資格取得の手続きは完了です。
なお、保育士資格や教員免許、福祉資格を取得している受講者は、一部の研修科目が免除される場合があります。
学童保育の関連資格を活かせる仕事
学童保育に関連する資格を取得すると、学童保育以外の場所でも活躍の場が広がります。
ここでは、関連資格を活かせる仕事を3つ紹介します。
児童館の児童厚生員
児童館を利用する子どもたちの遊びや日常生活をサポートするのが、児童厚生員です。
児童館は地域の子どもたちが自由に利用できる施設であり、健全な遊びを通して子どもたちの成長を支えます。
以下が主な業務です。
■簡単なスポーツや室内遊び(ままごとや図画工作など)を手助けする
■グループ遊びを通して、子どもたちの協調性や社会性、自主性を育む
■行事の企画から運営まで行う
地域との交流にも携わり、子どもたちが安心して過ごせる環境を整える大切な役割を担っています。
放課後等デイサービスの児童指導員
放課後等デイサービスの児童指導員は、障がいのある子どもたちをサポートする仕事です。
主に放課後や休日に、日常生活における自立や社会との関わり方を身につけるための支援を行います。
現場では以下のような業務を担当します。
■一人ひとりの発達状況や特性に合わせて、学習や生活動作を支援する
■保護者の悩み相談に乗り、一緒に対応策を考える
■(施設によっては)学校や自宅への送迎を行う
子どもと家庭の両方に寄り添い、日々の継続的な関わりを通して成長を支える役割を担います。
保育所や認定こども園の保育士
保育所や認定こども園で働く保育士は、乳幼児の健やかな成長を支える専門職です。
食事や着替えなどの基本的な生活習慣が身につけられるようサポートしながら、さまざまな遊びを通して心身の成長を促します。
子どもの健康や安全に気を配るだけでなく、保護者へのこまめな連絡や、子育てに関する相談に応じることも大切な業務の一つです。
なお、保育士として働くには国家資格である保育士資格が必要になります。
一部の施設では『保育士資格』と『幼稚園教諭免許』の両方が必要な場合もあるため、事前に募集要項を確認しておきましょう。
学童保育の資格に関するよくある質問
ここからは、学童保育の資格に関するよくある質問にお答えします。
資格取得や仕事探しをスムーズに進めるためにも、あらかじめ疑問を解消しておきましょう。
Q.認定資格研修に費用はかかる?
A.放課後児童支援員の認定資格研修の受講料は、自治体によって異なります。
無料で受講できる自治体もありますが、会場までの交通費・昼食代・教材費は自己負担となるのが一般的です。
地域によってかかる費用が異なるため、受講を検討する際は、事前に各自治体の募集要項を確認しておきましょう。
参考:東京都福祉局「令和 8 年度東京都放課後児童支援員認定資格研修 募集案内」(参照:2026-08-18)
Q.学童保育指導員と放課後児童支援員の違いは何?
A.学童保育指導員(学童指導員)は、学童保育の現場で子どもたちの見守りや生活をサポートするスタッフの呼び方で、資格がなくても働ける場合があります。
一方、放課後児童支援員は、所定の要件を満たし、認定資格研修を修了したスタッフです。
現場での基本的な仕事内容に大きな違いはありませんが、学童保育の現場では、国が定める基準をもとに放課後児童支援員を配置することが義務づけられています。
資格の有無や求められる役割に違いがあるため、学童保育で長く働きたい方は放課後児童支援員を目指すのも選択肢の一つです。
まとめ|学童保育は無資格から働けて、資格取得も同時に目指せる仕事!
学童保育は、特別な資格がなくても「子どもが好き」という気持ちがあれば挑戦しやすい仕事です。
より責任ある立場で働きたい方は、現場で実務経験を積みながら放課後児童支援員の資格取得も目指せます。
また、放課後児童支援員の資格がなくても、保育士や教員免許などの関連資格を活かせる場合もあります。
未経験から応募できる求人も多いため、子どもと関わる仕事に興味がある方は、まずは求人情報をチェックすることもおすすめです。
バイトな女子で自分らしく働けるバイト探し!