大学生のバイト代はどれくらい稼げる?平均月収の目安と稼ぐコツとは?

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大学生のバイト代はどれくらい稼げる?平均月収の目安と稼ぐコツとは?
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    「大学生のバイトってどれくらい稼げるの?」
    「学費や遊びに使うお金をどう稼ぐか悩んでいる…」
    そんな疑問をあなたも持っていませんか?
    学業と両立しながら、どうやって賢くお金を稼ぐかは、学生生活の満足度を大きく左右する重要なポイントです。

    実は、大学生のアルバイトは工夫次第で稼ぐことができます
    限られた時間を有効活用し、自分に合った仕事を見つけることで、想像以上の収入を得ることも夢ではありません。

    今回は、そんな大学生のアルバイトにおける平均月収の実態や、効率よくお金を稼ぐためのコツを徹底解説します。
    平均より稼ぐことができるおすすめのアルバイトについてもご紹介します。

    アルバイトをうまく活用して、充実した学生生活を送りながら、学費や遊びに使えるお金もしっかり確保しましょう!
    この記事が、あなたのアルバイト選びのヒントになれば幸いです。

    大学生のバイト事情とは?

    大学生活といえば、授業やサークル活動、友達との遊びなど、毎日が充実した日々の連続。
    その一方で、「趣味にもっと使えるお金が欲しい」「推しのイベントのために貯金したい」「親に負担をかけずに生活費をまかないたい」といった理由で、アルバイトを始める大学生も多くいます。

    では、実際にどのくらい働いて、どれくらいの収入を得ているのでしょうか?

    バイト代の平均月収

    独立行政法人日本学生支援機構の「令和4年度学生生活調査」によると、大学生の平均的な月収は『31,325円』となっています。
    この金額はあくまで全国の平均ですが、多くの学生が学業との両立を意識し、無理のない範囲で働いていることがうかがえます。

    収入の使い道としては、日々のランチ代や交通費、洋服・コスメ代、さらには旅行やライブなど“自分の楽しみ”のために使う人が多いようです。
    中には、学費や家賃の一部をアルバイトでまかなっている学生もいます。

    「週5日でガッツリ稼ぐ」というよりは、「授業のない日に少しだけ働く」「テスト前はシフトを減らす」といった柔軟な働き方が主流です。

    参考:令和4年度学生生活調査結果

    バイトの平均勤務日数・時間

    株式会社マイナビの「大学生のアルバイト実態調査(2024年)」では、大学生の勤務日数は週に約2〜3日、勤務時間は1日あたり4〜5時間程度という結果が示されています。

    これは、講義やレポート提出といった学業と両立しながら、無理のない範囲で働こうとする意識の表れです。
    短時間で効率よく働くスタイルを選ぶ学生が多く、学業とのバランスを重視している様子がうかがえます。


    参考:株式会社マイナビ_大学生のアルバイト調査

    大学生のバイトで平均より稼ぐコツ

    アルバイトに取り組む大学生の中で、「限られた時間の中で、できるだけ効率よく収入を得たい」と考える人も多いのではないでしょうか。
    実際、働き方やバイトの選び方を少し工夫するだけで、収入に大きな差が生まれることもあります。

    それでは、大学生がアルバイトで平均以上の収入を目指すために押さえておきたいポイントをご紹介します。

    時給の高いバイトを選ぶ

    アルバイト選びの基本は、“時給チェック”です。
    例えば、時給1,000円と1,500円では、1日5時間×週3日働いただけで、月に約24,000円の差がつきます!

    コールセンター、家庭教師、塾講師、深夜帯のコンビニなどは、比較的高時給を狙うことができる職種です。
    特別なスキルがなくても、丁寧な研修やマニュアルが整っている職場も多いため、初心者でも安心してチャレンジできます。

    また交通費支給があるバイトを選ぶと、通勤にかかるお金を節約できるため、実質的な収入UPにつながります。

    シフトの組み方を工夫する

    バイトで稼げるかどうかは、働く時間の組み方にも大きく左右されます。
    例えば、毎回3時間だけ働くよりも、週1〜2日でもしっかり6〜8時間働く日をつくるほうが効率よく稼げます

    また、土日祝は時給がUPする職場も多いため、学校が休みの日を「稼ぎDAY」と決めることもおすすめです。
    平日は短時間だけ、土日はガッツリというように、生活スタイルに合わせてシフトを組める職場を選ぶとより稼ぎやすくなりますよ。

    「授業がない金曜の午後だけ」「土曜はフル出勤」など、自分なりの“稼げるパターン”を作ってみてください!

    短期・単発バイトを組み合わせる

    「学期中は忙しくて長時間働けない」という人には、短期・単発バイトが最適です!

    イベントスタッフ、試験監督、選挙関連、ライブ会場の設営など、高時給のバイトも多く、短期間で一気に稼げます。

    特に、春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇中は、短期バイトの求人が急増します!
    このタイミングで集中して稼ぐ大学生も多く、普段のアルバイト+スポット収入のダブル使いで、収入を底上げすることができます。

    昇給制度のあるバイトを選ぶ

    バイトを長く続けたい人は、昇給制度があるかどうかも注目したいポイントです。
    例えば、研修期間終了後やチームリーダーなどのポジションを任されることで、時給がアップする職場もあります。

    また、仕事への姿勢や出勤率、ミスの少なさなど、日頃の“安定した勤務”が評価に直結するケースもあります。
    何より、真面目にコツコツ取り組むことで、上司からの信頼を得やすくなります。
    その結果、責任あるポジションを任されたり、シフトの希望が通りやすくなったりする場合もあります。


    「バイトも成長のチャンス!」と前向きに取り組むことで、時給もやりがいもUPするかもしれませんよ。

    大学生が平均より稼げるおすすめバイト5選!

    大学生がアルバイトで効率よく稼ぐためには、時給の高さやシフトの柔軟性が重要です。
    ここでは、平均的な月収を超えるチャンスがあるおすすめのバイトを5つご紹介します。

    塾講師・家庭教師

    高時給バイトの定番といえば、塾講師・家庭教師です。
    特に難関校受験をサポートするような塾では、時給2,000円以上になることも珍しくありません。

    大学名や学部が評価されやすい職種でもあるため、学力に自信がある人には最適です。
    人に教えるスキルだけでなく、コミュニケーション力やプレゼン能力も自然と身につくため、就活にも活かせる経験となります。


    また塾講師・家庭教師は、シフトの融通が利きやすく、自分のペースで効率よく稼げることも魅力です!

    深夜帯の飲食店スタッフ

    夜間勤務が可能な人にとっては、深夜帯の飲食店スタッフも高時給を狙うことができるバイトの一つです。
    法律で22時以降は時給が25%アップするため、短時間でもしっかり稼ぐことができます。
    授業やサークル活動が終わった後に勤務できるため、学業との両立もしやすいでしょう。


    また深夜は、お客さんの数が比較的少なく、落ち着いています。
    接客が苦手な人でも働きやすい環境です◎

    イベントスタッフ・設営スタッフ

    短期集中で稼ぎたい人には、イベント系のバイトが適しています。
    コンサートやスポーツイベントの設営・撤去作業は体力が必要ですが、その分1日あたり1万円以上稼げることもあります。 
    スポット勤務が多いため、学業やサークルの予定に合わせて柔軟に働くことができる点も魅力です!

    さらに、ライブや人気イベントの裏側を体験できる貴重な機会でもあり、単なるバイト以上の楽しみがあります。

    動画編集・デザインの編集

    パソコン操作に自信がある人に人気の動画編集やデザインの仕事は、自宅で好きな時間にできるアルバイトとして注目されています。
    多くの場合、案件ごとに報酬が決まっているため、自分のペースで取り組めることが魅力です。 

    実際の仕事を通してスキルが身につくだけではなく、お客さまとのやり取りを通して経験を積めるため、ポートフォリオを作成すれば就職活動にも役立ちます。

    将来クリエイティブな分野で働きたい学生には特におすすめです◎

    コールセンター

    オフィスワークで高時給を狙うなら、コールセンターがおすすめです。
    時給1,400円〜1,600円ほどの求人が多く、アルバイトの中でも安定した収入を期待できます。

    マニュアルや研修が充実していることも多く、未経験でも安心して始められるでしょう。
    話す内容はあらかじめ決まっているため、電話対応に自信がない人でも気軽にチャレンジできます。

    シフトの調整も利きやすく、自分のスケジュールに合わせて勤務できるため、空いた時間を有効活用して稼げること間違いありません。

    大学生のバイト代に関するよくある質問(Q&A)

    大学生活の中で「もっと稼ぎたい」「バイト代のこと、よくわからない」と悩む人も多いはず。
    そこで、大学生のバイト代にまつわるよくある疑問をピックアップして、わかりやすくお答えしていきます。

    1ヶ月で10万円以上稼ぐにはどうしたらいい?

    大学生が月に10万円以上のバイト代を得るには、時給1,200円以上のバイトを選び、週4〜5日、1日5〜6時間ほど働くことがひとつの目安です。

     

    例:時給1,200円で週4日・1日6時間働いた場合

    1週間の収入:1,200円 × 6時間 × 4日 = 28,800円
    1ヶ月(4週間)の収入:28,800円 × 4週 = 115,200円

     


    授業やサークル活動との両立も大切なため、自分の生活リズムに合わせて無理のないシフトを組むことが重要です。
    疲れて学業に影響が出ないよう、自分のペースを大切にしましょう。

     

    長期バイトと短期バイトではどっちが稼げる?

    安定してコツコツ稼ぎたいなら長期バイトがおすすめです。
    定期的にシフトに入ることで、収入が安定し、生活リズムも整いやすくなります。

    一方、短期バイトは短い期間で集中的に稼ぎたい人に向いています
    例えば、イベントスタッフやリゾートバイトは、期間限定ながら高時給の案件が多いため、短い時間でもまとまった収入を得られます。

    自分のスケジュールや生活スタイル、目的に応じて長期と短期を上手に使い分けることで、より効率的に稼ぐことができるでしょう。

    バイト代がなかなか上がらない…昇給のコツはある?

    昇給を狙うためには、まずは責任感を持って仕事に取り組む姿勢が大切です。
    遅刻や欠勤をしないことはもちろん、シフトの急な変更にも柔軟に対応することで、職場からの信頼を得られます。

    さらに、新しい仕事を積極的に覚えたり、周りのスタッフをサポートしたりすることで、あなたの評価は自然と高まります。
    リーダーや管理者からの評価が上がると、昇給のチャンスも増えるでしょう。

    また、バイト先のルールや評価基準を理解し、自分から「もっとこうしたい」と意見を出すことも大切です。
    安定して長く働くことで、徐々に昇給も期待できるようになるでしょう。

    まとめ

    大学生がバイトでどれくらい稼げるかは、時給や勤務時間、そして働き方によって大きく変わります。
    効率よく収入を得るためには、自分の目的や優先したい条件を明確にしておくことが大切です。

    時給の高さだけでなく、自分に合ったシフトや仕事内容を選ぶことで、無理なく続けやすくなります。
    バイト選びにちょっとした工夫を加えるだけで、収入も充実度もグッと上がるはず。
    しっかり計画を立てて、自分に合ったバイトを見つけてください!

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    バイトな女子編集部
    『バイトな女子』編集部です!アルバイトやパート、正社員のお仕事にまつわるさまざまな情報を発信中。仕事選びのヒントや働き方のコツなど、読者の皆さんが楽しく働けるようなお役立ち情報をお届けします!

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