【例文とNG例付き】大学生必見!受かるアルバイトの志望動機とは?

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【例文とNG例付き】大学生必見!受かるアルバイトの志望動機とは?
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    アルバイトの履歴書や面接で、採用担当者が特に注目するのが『志望動機』です。
    応募先で働きたい気持ちが伝わる内容になっていると「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらえる可能性が高まります!

    しかし、いざ志望動機を書こうとしたときに「どんな志望動機にしたら良いのか分からない……」と悩む人も多いはず。

    そこでこの記事では、アルバイトの面接に受かりやすい志望動機のポイントと例文、避けたいNG表現までやさしく解説します♪

    大学生のアルバイト志望動機はなぜ重要?

    今やバイトはスマホひとつでサクッと応募できる時代ですが、そんな中でも気持ちのこもった志望動機を伝えられるかどうかは採用をつかむための重要なポイントになります。

    ここでは、なぜ志望動機が重要なのかについてくわしく解説していきます♪

    志望動機が重視される理由

    大学生のアルバイトの場合、経験やスキルに大きな差がないことがほとんどです。
    そのため、採用担当者は「この人はどんな思いで応募してきたのか」「どれくらい前向きに働いてくれそうか」といった“人柄”や“意欲”を志望動機から読み取ろうとします。

    志望動機はあなたが『どんな人』で『どんな目的』を持っているのかを伝える貴重な材料です。
    例えば「接客を通じて人と関わる力を身につけたい」「学費を自分でまかないたい」など、具体的な理由があると、より相手に良い印象を与えられるでしょう!

    ただし、採用されそうな志望動機を無理に考えるのではなく、応募した目的を自分の言葉で素直に伝えることも大切になります◎

    志望動機を書くメリット

    ほんの数行でも実際に志望動機を書いてみることで『自分がなぜそのバイトに惹かれたのか』『どんな働き方をしたいのか』が自然と整理されます。

    気持ちがはっきりすれば、面接でも言いたいことが伝えやすくなり、自信を持って話せるようになりますよ◎
    ここからは、志望動機を書くことで得られるメリットを2つご紹介します♪

    メリット1:自己PRに繋がる

    大学生のアルバイトは、特別な経験よりも人柄や意欲が大切にされます。
    そして、その気持ちを伝える手段のひとつが『志望動機』です!

    志望動機は「人と話すのが好きだから接客をしてみたい」「時間を有効に使いたくてシフトに融通がきくバイトを選んだ」といった素直な気持ちでもOK♪

    志望動機を書くことで、自分はどんな性格でどんなふうに働きたいのかが相手に伝わりやすくなります。
    これは面接での自己紹介にもつながって、自然に「この人いいかも」と思ってもらえるきっかけにもなりますよ◎

    メリット2:印象付けができる

    しっかりとした志望動機があると、採用する側に「ちゃんと考えて応募しているんだな」という印象を与えられます◎
    特に応募が多い人気のバイト先では、志望動機が採用を左右する重要なポイントのひとつになります。

    「普段からこのお店をよく利用していて、スタッフさんの雰囲気が好きだった」「明るい接客ができるお店で働きたいと思った」といった言葉を志望動機に付け加えると、お店と自分との“つながり”を感じてもらいやすくなって、より印象がアップしますよ♪

    相手に覚えてもらいやすい志望動機を伝えることで、他の学生よりも一歩リードしやすくなるでしょう!

    アルバイトに受かる志望動機の3つのポイント

    アルバイトで採用されやすい志望動機とは、どのようなものなのでしょうか?
    ここでは、採用されやすい志望動機に共通するポイントを3つご紹介します♪

    ①アルバイトを始める「目的」を具体的に伝える

    アルバイトを始める理由は人それぞれですが、ただ「お金が必要だから」とだけ伝えるのはもったいないです。
    「卒業旅行でヨーロッパの建築を見て回りたい」「将来観光業に関わりたいので接客経験を積みたい」といったように、お金を稼ぐ目的や将来へのつながりを添えることで、あなたの思いがぐっと伝わりやすくなります。

    また『家が近い』『通いやすい』といった条件面の理由も単独では弱く見えてしまいがちです。
    「以前から興味のある業種だった」「このお店の雰囲気が好きだった」といった気持ちを加えて、より説得力のある志望動機を目指しましょう!

    アルバイトを通じて得たいことをあわせて伝えると、採用担当者の心に届く志望動機になりますよ♪

    ②学生生活との両立をどう考えているかを示す

    大学生にとって学業は、最優先にすべき本分です。
    だからこそ、アルバイトをするうえで『どのように学業と両立するか』をきちんと考えている人は、採用担当者に大きな安心感を与えます。

    「テスト期間中は事前にシフトを調整したい」「長期休暇中は多めに働きたい」といった具体的な働き方のイメージを伝えると、現実的で前向きな印象を与えることもできるでしょう。

    最近では、週ごとや月ごとにシフトを調整できる職場も増えており、柔軟な働き方ができるようになっています。
    そのような点に魅力を感じたことを志望動機に盛り込むのもおすすめですよ◎

    無理なく続けられる働き方を自分なりに考えていることが伝われば、採用側も安心して迎え入れやすくなります♪

    ③アルバイトを通じて成長したい気持ちを伝える

    「ただ働くだけでなく何かを学びたい」「社会に出る前に経験を積みたい」といった前向きな気持ちは、志望動機としてとても魅力的です◎

    「接客業で人との関わり方を学びたい」「チームで働く経験を通して協調性を高めたい」といったように、アルバイトを通じて得たいスキルや経験を具体的に伝えると、より意欲が伝わります。

    そして「将来は◯◯の仕事に就きたいので、その第一歩としてこの仕事を選びました」といったように、将来の目標と結びつけるのも効果的です。

    「社会に出る前に責任ある仕事を経験してみたい」「自分の得意・不得意を知るきっかけにしたい」といった素直な気持ちでも十分です!
    自分なりの目標や思いを言葉にしてみると、面接でも自然に気持ちが伝わりますよ♪

    目的別|大学生のアルバイト志望動機例文まとめ

    大学生がアルバイトに応募するときに『学費や生活費のため』『将来に活かすため』『就活に向けて』など、目的がはっきりしていると好印象につながります◎
    ここでは、目的別に分かりやすい例文をご紹介していきます♪

    ① 学費・生活費を稼ぎたい

    「お金が欲しいから」という理由も立派な動機ですが、そのまま伝えるだけでは少し弱く感じられる場合があります。

    ポイントは『何のためにお金が必要なのか』を一歩踏み込んで伝えることです。
    『一人暮らしの生活費』『留学資金』『資格取得のため』など、具体的な目的があると前向きな印象を与えやすくなります◎

    【例文】
    大学進学と同時に一人暮らしを始め、現在は仕送りに頼って生活しています。


    できるだけ親の負担を減らし自立したいと考えてアルバイトを探していたところ、通学路にあるこちらのお店を見つけました。

    週3回以上の勤務を希望しており、学業と両立しながら責任を持って取り組みたいと思っています。
    【NG例】
    とにかくお金が必要なので、稼げそうなところに応募しました。


    たくさん働ければどこでもよかったです。


    NG例では目的が見えづらく、長く続かなさそうな印象を与えてしまいます。
    お金を稼ぐ目的と、応募先を選んだ理由の両方をバランスよく伝えることで、誠実な印象を与えられるでしょう♪

    ② 社会経験を積みたい・成長したい

    「社会に出る前にいろいろな経験をしておきたい」という気持ちは、大学生にとってごく自然な志望動機です。
    『なんとなく』『とりあえず』という曖昧な言葉ではなく『どんな経験を積みたいのか』『どんな成長を目指しているのか』をしっかり伝えることが大切です。 

    「将来◯◯業界で働きたいから、その準備として接客を学びたい」というように将来像と結びつけると、より説得力のある内容になります。

    【例文】
    社会に出る前に、しっかりとした言葉遣いや接客マナーを身につけたいと考えて応募しました。


    貴店のスタッフの方の明るく丁寧な接客に以前から良い印象を持っており、自分もその一員としてお客様に心地よい時間を提供できるよう努力したいと思っています。

    学業との両立を意識しつつ、前向きに取り組んでいきたいです。
    【NG例】
    まだ働いたことがないので、とりあえず経験しておこうと思って応募しました。


    NG例では意欲が見えにくく、なんとなくの動機では評価が分かれる可能性があります。
    志望動機では「人見知りを克服したい」「礼儀や言葉づかいを身につけたい」など、素直な目標を伝えるのもおすすめです♪

    ③ 就職活動・キャリアに役立てたい

    「就職に活かせそうだから……」と何となく伝えるだけでは、思いがぼやけてしまう可能性があります。
    「どの部分が将来の仕事に関係しているのか」を自分なりに言葉で表すことが大切になるでしょう。

    「人と話す経験を通して接客に慣れておきたい」「ビジネスマナーを身につけて就活に役立てたい」など、アルバイトでどんなスキルを得たいのかを具体的に伝えると、しっかりと考えている印象になります。

    【例文】
    将来は接客や営業に関わる仕事を目指しており、学生のうちに様々な人と接する経験を積みたいと考えています。


    以前こちらのお店を利用した際、スタッフの方が丁寧に声をかけてくださったことがとても印象的で、自分もあのような対応ができるようになりたいと思い志望しました。

    お客様とのやり取りを通じて、社会人としての言葉づかいや接客マナーを学びたいと考えています。
    【NG例】
    とりあえず就活のネタになればと思って応募しました。

    何かしら役に立つかなと思ってます。


    漠然とした動機ではなく、目的と応募先とのつながりを明確にすることがポイントです。
    自身のキャリアの“第一歩”としてこの仕事を選んだ理由を素直に言葉にしてみましょう♪

    ④ 興味のある業種・仕事内容で働きたい

    「この仕事なんとなく面白そうかも」といった気持ちも、少し掘り下げてみると立派な志望動機になります◎
    「小さい頃から料理が好きだったから飲食に興味がある」「本屋が好きで、好きな空間で働いてみたい」といったように、きっかけや背景を少し添えることで、思いがぐっとリアルになります。

    【例文】
    もともと服が好きで、友人にもコーディネートを提案するのが楽しく、このお店の雰囲気にも共感して応募しました。


    よく利用していたこともあり、自分も接客を通じてお客様に喜んでもらえるような接し方を学びたいと思っています。

    未経験ではありますが、笑顔で明るく対応することを心がけながら、少しずつ仕事を覚えていきたいです。
    【NG例】
    この仕事に興味があったので応募しました。


    ファッションも好きだし、働いてみたいなと思ったんです。


    『好き』や『興味がある』だけでは弱いため、具体的なきっかけや目標を添えましょう!
    「どんなふうに関わっていきたいか」「働きながら何を学びたいか」といった自分の中の“やってみたい理由”を伝えられると、採用担当者にも意欲が伝わりますよ♪

    ⑤ 短期集中で働きたい(夏休み・長期休暇など)

    夏休みや冬休みなど、まとまった時間が取れる時期は、集中してアルバイトに取り組めるチャンスです。
    ただし、志望動機で『暇だから』『稼ぎたいから』とだけ書くと、やや受け身な印象になります。

    大切なのは、短期間でも目的意識や働く姿勢がしっかりしているのを伝えることです◎

    【例文】
    大学の夏休み期間を有効に使いたいと考え、短期でも集中して働けるアルバイトを探していたところ、こちらの求人を見つけました。


    普段は授業や課題でなかなか時間が取れないため、長期休暇中にしっかり働き、学費の足しにしたいと思っています。

    短い期間ではありますが、責任を持って前向きに取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。
    【NG例】
    夏休みは暇なので、バイトでもしようかなと思って応募しました。


    夏休みが終わったら辞めると思います。


    NG例では目的が見えず、働く姿勢が伝わりにくいため注意が必要です。
    「学費の足しにしたい」「時間を有効に使いたい」などの前向きな理由を添えて、短期間でも信頼されやすい志望動機を目指しましょう♪

    採用される大学生の志望動機に共通する特徴とは?

    採用されやすい志望動機には、いくつかの共通点があります。
    ここでは、大学生がアルバイトに応募する際に知っておきたい、採用担当者の心に届く志望動機に共通する3つのポイントをご紹介します♪

    職場に「貢献したい」という視点が入っている

    「接客スキルを身につけたい」「お金を貯めたい」といった“自分のため”だけでなく、“職場に貢献できる存在になりたい”という気持ちが込められているかもひとつのポイントです。 

    「丁寧な接客でお客様に安心してもらえるよう努力したい」「忙しい時間帯でも笑顔で対応して、お店の雰囲気を明るくしたい」など、自分がどんなふうに貢献できるかを想像して書くことができると、読む側にも前向きな印象が伝わります◎

    アルバイトとして働くことで学生にとっての社会経験にもつながり、また、職場にとってはアルバイトの学生が“仲間”でもあります。
    職場に貢献したいという意識があるかどうかで、採用側の見る目は変わってくるのです。

    志望動機を書く際は『働いて得たいこと』+『自分が役立てること』という2つの視点をバランスよく盛り込んでいきましょう♪

    志望先を選んだ理由が明確である

    『どのバイトでもいい』ではなく『なぜこのバイトを選んだのか』が伝わる志望動機には説得力があります。
    「近所だから」だけで終わるのではなく「通いやすく長く続けやすいと感じた」「いつも明るい接客に元気をもらっていた」など、応募先とのつながりや自分がそこで働く姿をイメージしているのが伝わると好印象です◎

    例えば「子どもの頃からこの本屋さんが好きだった」「カフェの落ち着いた雰囲気に惹かれて応募した」など、素直な気持ちを言葉にすることで、あなたらしい志望動機になります。

    採用担当者に「うちをちゃんと見て選んでくれたんだな」と感じてもらえることが、採用への一歩になるでしょう。

    自分の言葉で簡潔にまとめられている

    インターネットで検索すると、志望動機のテンプレートがたくさん出てきます。
    しかし、それをそのまま写したような文章は、読んだ側にも「この人の言葉じゃないな」とすぐに伝わってしまいます。

    大切なのは難しい言い回しではなく「自分の気持ちを正直に、わかりやすく伝えること」です◎
    面接では「人と話すのが好きなので、お客様との会話を楽しみながら働きたいと思いました」「忙しい時間帯にもテキパキと動けるようになりたいです」など、普段の口調に近い表現が好まれる場合も多いです。

    履歴書ではポイントを絞って150〜250文字程度でまとめると、読みやすく気持ちも伝わりやすくなります。
    志望動機を書くスペースにぴったりおさまる文字数でもあるので、まずは自分の素直な言葉を書いてから調整してみるのがおすすめです♪

    番外編|志望動機が決まらないときの解決策2つ

    志望動機を書こうと思っても「なかなか言葉が出てこない」ということがありますよね。
    そんなときは無理にひねり出そうとせず、少し視点を変えてみるのがおすすめです。
    ここでは、志望動機が思いつかないときに試してほしい2つの方法をご紹介します♪

    アルバイトをしたい理由をピックアップしてみる

    「なんとなく働きたい」と思っていても、その“なんとなく”の中には実はたくさんの理由が隠れている場合があります。
    まずはアルバイトをしたいと思ったきっかけや理由を思いつくままに書き出してみましょう!

    「学費をためたい」「家から近い」「接客に興味がある」「時間を有効に使いたい」など、どんな小さなことでもOKです。

    その中から「これが一番大事かも」と思えるものを選び、それを軸に志望動機を組み立てていくと、自分らしい言葉が自然と出てきます。それを過去の経験や将来の目標とつなげると、より説得力のある内容になりますよ♪

    実際に応募先を訪れてみる

    どうしても志望動機が思いつかないときは、応募先のお店や職場を見に行ってみるのもひとつの方法です。
    実際に足を運んでみると、求人情報だけではわからなかった雰囲気や魅力に気づけることがあります◎

    「スタッフの挨拶が気持ちよかった」「お店の雰囲気が明るくて自分もここで働いてみたいと思った」など、そこで感じたことをそのまま志望動機にしても大丈夫です。

    自分の目で見て心が動いたポイントを言葉にすることで、自然で伝わりやすい志望動機になります。
    まずは「ここで働いてみたい」と思えた理由を自分なりの言葉でまとめてみましょう♪

    まとめ|目的を意識して自分らしい志望動機を書こう

    大学生のアルバイト志望動機では『なぜ働きたいのか』という目的意識がとても大切です◎
    高校生よりも社会に近い立場である大学生は、自律性・責任感・対人スキルなどもチェックされることが多いです。

    授業やサークルとの両立を考えた柔軟な働き方や、成長したいという前向きな姿勢が伝わると、採用担当者の印象もぐっと良くなるでしょう♪
    この記事でご紹介した例文やポイントを参考にして、自分の言葉で自分らしい志望動機を丁寧に書いてみてくださいね!

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    バイトな女子編集部
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