昼職へ転職したい方必見!夜職経験がバレない履歴書・志望動機の書き方

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昼職へ転職したい方必見!夜職経験がバレない履歴書・志望動機の書き方
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    「夜職から昼職への転職は難しい?」
    そう考え、最初の一歩を踏み出せずにいる方もいるかもしれません。
    しかし、夜職で培ったスキルや経験は、昼職で十分に活かせる強みとなります。
    大切なのは、それを採用担当者に正しく伝えるための、履歴書と志望動機の書き方を知ることです。

    当コラムでは、夜職経験がバレない、かつ実践的な履歴書と志望動機の書き方を解説します。

    昼職へ転職する際の履歴書を書くポイント

    まずは、夜職から昼職へ転職する際の履歴書を書くポイントから見ていきましょう。
    特に意識すべきポイントとして、以下の3点が挙げられます。

    丁寧に簡潔に記入する

    採用担当者は多くの履歴書に目を通すため、読みやすく、分かりやすい履歴書は、それだけで好印象を与えることができます◎
    誤字脱字がないか、提出前に必ず確認してください。

    資格やスキルをアピールする

    業務に活かすことができる資格やスキルがあれば、積極的に記入しましょう。
    接客経験で培ったコミュニケーション能力なども、立派な強みになります。

    夜職経験は必ずしも記入する必要はない

    夜職で得た経験やスキルは、昼職で通用するものばかりです。
    しかし、採用担当者によっては偏見を持たれる可能性もゼロではありません。
    そのため、無理に記入する必要はないでしょう。

    履歴書の基本項目の書き方

    ここからは、履歴書の基本項目の書き方について解説していきます。

    基本情報

    履歴書の基本情報としては、以下の4点が挙げられます。

    ①日付・氏名・ふりがな(フリガナ)

    日付は、履歴書を提出する日、または郵送する日を記入してください。
    氏名は戸籍上の氏名を正確に記入し、「ふりがな」はひらがな、「フリガナ」はカタカナで振りましょう。
    読みやすくなるように、姓と名の間にスペースを空けてください。

    ②生年月日

    和暦・西暦どちらかに統一し、元号の略称(HやRなど)は避けましょう。
    年齢は送付時の年齢を記入してください。

    ➂住所・ふりがな(フリガナ)

    都道府県から建物名、部屋番号まで省略せずにすべて記入しましょう。
    なお、連絡先欄の記入は「現住所と異なる場合のみ」記入します。
    現住所と同じ場合は、「同上」と書きましょう。

    ➃電話番号・メールアドレス

    日中、確実に連絡がとれる電話番号とメールアドレスを記入しましょう。
    自宅に固定電話がない場合は、携帯電話番号のみの記入で問題ありません。
    特に、メールアドレスを書く際は、O(オー)と0(ゼロ)のような似た文字は、誰が見ても区別できるように書いてください。

    学歴・職歴

    学歴は、高校や専門学校などから記入します。
    学部・学科・コース名などがある場合はすべて記入しましょう。
    なお、学校名は省略せずに、正式名称で記入してください。

    また、職歴は時系列で記入し、会社名は省略せずに正式名称で記入しましょう。
    もし職歴が書ききれない場合は、ある程度まで記入し「詳細は職務経歴書に記載」としても問題ありません。
    最終行には「現在に至る」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と書いて締めくくります。

    免許・資格欄

    保有している免許や資格は、あなたのスキルを客観的に証明する重要な武器になります。
    業務に活かせる資格は積極的に記入しましょう。
    資格名は正式名称を記入し、最初に免許を、次に資格を書いてください。

    例)
    普通自動車免許
    → 普通自動車第一種運転免許 取得
    日商簿記
    → 日本商工会議所簿記検定〇級 合格
    FP
    → 〇級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格
    MOS
    → Microsoft Office Specialist Excel 2019 合格 など

    志望動機・自己PR

    志望動機と自己PRは、あなたの『熱意』や『能力』をアピールする重要な項目です。
    この2点を効果的に書くことで、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が高まります。
    そのため、記入欄の7割以上を目安として、丁寧に記入しましょう。

    ■ 志望動機を書くポイント

    ・ なぜ「この会社」なのかを明確にする
    「なぜこの会社(お店)でなければならないのか」を具体的に述べましょう。
    会社の経営理念や事業内容、サービスなどに共感した点を明確に伝えることで、あなたの入社に対する熱意や本気度を感じてもらえます。

    ■ 自己PRを書くポイント

    ・結論から書く
    「私の強みは〇〇です」のように、まずは結論から書き始めましょう。
    その際、自身の強みが発揮された具体的なエピソードや「自分は会社にとってどんなメリットがあるのか」を盛り込むと、より説得力が増します。

    【例文付き】昼職へ転職する際の志望動機の書き方

    ここからは例文を交えながら、夜職から昼職へ転職する際の志望動機の書き方をご紹介します。

    先述の通り、履歴書はあなたの意欲を採用担当者に伝える重要なツールです。
    では、どのように伝えると採用担当者の心に響くのでしょうか。
    具体的な例文を見ていきましょう!

    前向きなキャリアチェンジをアピールする

    ■ 接客・販売職

    私は〇年間にわたり、サービス業に携わり、お客様一人ひとりに合わせた丁寧な接客を心がけて参りました。
    この経験から、多様なお客様のニーズを正確に把握し、最善のサービスを提供する力を養いました。
    貴社が大切にされている「お客様との長期的な関係構築」という理念に深く共感し、これまでの経験を活かしながら、販売のプロフェッショナルとして貢献したいと考えております。

    ■ 事務職

    これまで培ってきた、状況判断力や、細やかな気配りを活かし、事務職としてバックオフィスから組織を支えたいと強く思っております。
    今後は、今までの経験を活かし、チーム全体の生産性向上に努め、貴社の発展に貢献したいと考えております。

    ■ 美容業界

    これまでの業務で培った対人スキルに加え、美容や最新トレンドに関する知識を常に学び続けています。
    今後は、これらのスキルを活かし、お客様一人ひとりの美に寄り添う仕事に就きたいと考えております。
    貴社の「お客様に真摯に向き合う」という姿勢に魅力を感じ、これまでの経験と自身の興味を掛け合わせ、貴社の発展に貢献して参りたいと存じます。

    求人内容に合ったスキルをアピールする

    ■ 接客・販売職

    求人情報で拝見した「お客様に寄り添う提案力」という言葉に強く惹かれ、応募いたしました。
    私はこれまで、多種多様なお客様と接する中で、一人ひとりの好みや状況を深く理解し、最適なサービスを提供して参りました。
    この経験で培った『傾聴力』と『提案力』は、貴社が求める人材像と合致すると考えております。
    入社後は、これらのスキルを活かし、お客様と長期的な信頼関係を築くことで、貴社の売上向上に貢献して参りたいと存じます。

    ■ 事務職

    私はこれまでの業務で、多忙な状況下でも複数のタスクを正確かつ迅速に処理するスキルを培いました。
    また、常に周囲に気を配り、メンバーが円滑に業務を進められるようサポートすることで、組織全体の効率化に貢献して参りました。
    このようなスキルは、貴社が求める「チームを支える調整力と正確性」という役割において、必ずお役に立てると考えております。

    ■ 美容業界

    貴社の掲げる「お客様の個性を引き出すカウンセリング」というビジョンに深く共感し、これまでの自身の経験を活かせると確信して応募いたしました。
    私はこれまで、お客様との対話を通じて、表面的なご要望だけでなく、潜在的なニーズまで引き出す力を培って参りました。
    これに加え、独学で習得した美容知識を活用することで、お客様にご満足いただけるサービスを提供し、貴社に貢献できると考えております。

    これまでの経験で培った強みを伝える

    ■ 接客・販売職

    お客様一人ひとりに向き合い、その方に最適なサービスを提案する仕事に長年携わって参りました。
    この経験から、お客様の表情や仕草からニーズを汲み取る洞察力と、信頼関係を築くコミュニケーション能力を培って参りました。
    これらのスキルを活かし、お客様に心から喜んでいただけるサービスを提供することで、貴社のファンを増やして参りたいと存じます。

    ■ 事務職

    私は、業務を円滑に進めるための調整力と、細やかな気配りを活かし仕事に取り組んで参りました。
    多忙な状況下でも冷静に状況を判断し、優先順位をつけて業務を効率的に進めることができます。
    また、チームメンバーの状況を把握し、サポートに回ることで、組織全体のパフォーマンス向上に貢献して参りました。
    これらのスキルは、貴社の事務職においても、円滑なチーム運営の一助となると考えております。

    ■ 美容業界

    これまでお客様と一対一で深く向き合う仕事をしてきた中で、相手の悩みや希望を丁寧に引き出すヒアリング能力を培って参りました。
    さらに、美容や健康に関する知識を独学で学び、自身のスキル向上に努めて参りました。
    これらの経験を活かし、お客様の美を内側から引き出し、自信を持っていただくお手伝いをしたいと考えております。
    貴社の一員として、お客様の人生を豊かにするサポートに貢献して参りたいと存じます。

    夜職経験を伏せて履歴書を書く方法とNG例

    ここからは、夜職経験を履歴書に記載しない場合の書き方と、注意すべきNG例についてご紹介します。

    夜職経験を表現する言い換え例

    まずは、夜職で働いていた期間を別の言い方に変え、履歴書に記入する例をご紹介します。

    サービス業・接客業と書く

    1つ目の例は、夜職経験を「サービス業」や「接客業」と記入することです。

    夜職は、お客様に楽しんでいただいたり、喜んでいただいたりする仕事です。
    そうした点から、広義のサービス業・接客業に分類できるため、履歴書に「サービス業」や「接客業」と書いても問題ありません。

    サービス業や接客業は、お客様のニーズを汲み取り、最適なサービスを提案するコミュニケーション能力が身についていると判断される場合もあるため、対人能力などの強みをアピールしやすいというメリットがあります。

    派遣スタッフと書く

    2つ目の例は、夜職経験を「派遣スタッフ」と記入することです。

    夜職での雇用形態が派遣だった場合、あなたの肩書きは派遣スタッフとなります。
    したがって、履歴書には「派遣スタッフ」と記入しても問題ありません。
    この場合、派遣スタッフとして働いていた期間を履歴書に明記し、職務内容の欄には「派遣スタッフとしてサービス業に従事」といった形で記入します。

    虚偽内容を書くのはNG

    履歴書に嘘の情報を記入した場合、後々以下のようなトラブルに発展する可能性があります!

    ■ 内定の取り消しや解雇

    学歴、職歴、資格などに虚偽の記載があった場合、企業からの信用を失い、最悪の事態として内定取り消しや解雇につながることがあります。

    ■ 信用を失う

    採用後に経歴詐称が判明した場合、職場での信頼を失い、その後の昇進やキャリアアップに悪影響を及ぼす場合があります。

    ■ 私文書偽造の可能性がある

    虚偽の履歴書を提出し、それによって採用された場合、私文書偽造に該当する可能性があります。
    特に、資格の有無や経歴を偽る行為は、重大な問題と見なされることがあります。

    職歴に空白期間を作らない

    職歴に空白期間がある場合、採用担当者は「なぜこの期間就業していなかったのか」と疑問を抱き、意欲や人物像に懸念を持つ可能性があります。
    そのため、履歴書の職歴欄に空白期間を設けることは避けるべきです。

    先述した通り、「サービス業」や「接客業」、または「派遣スタッフ」といった表現を用いることで、夜職での経験を前向きに言い換え、職歴の空白期間を埋めることが可能になります。

    まとめ

    夜職から昼職への転職は、決して難しいものではありません。
    重要なのは、夜職で培ったスキルを昼職でも通用する強みとして、効果的にアピールすることです。

    「夜職」や「昼職」という言葉に捉われてしまいがちですが、どちらも誠実に働く姿勢に変わりはありません。
    大切なのは、これまでの経験から何を得て、それをこれからどのように活かしていきたいのかを明確にすることです。

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